
レクチャー&コンサート
ようこそドイツの歌劇場へ!
日本人アーティストが語るオペラ創造の最前線
ヨーロッパ芸術の華──オペラ。
絢爛たる文化と歴史の象徴として、ファンや観光客の憧れを集める歌劇場は、同時に音楽家をはじめとする専門的な職能をもった人々の「仕事場」でもあります。ドイツに80以上存在する歌劇場は、⾼度な「レパートリー・システム」を運用する巨⼤な組織として、圧倒的な創造力を発揮してきました。
この夏、歌劇場の専属スタッフとして働く日本人アーティストたちが集い、ドイツの歌劇場でのオペラ創造の最前線を語ります。出演者は、ドイツをはじめ世界最⾼峰の歌劇場(MET、スカラ座、ハノーファー、シュトゥットガルト、ドルトムントなど)での創造現場の最前線に身を置く芸術家たち。世界最大規模の文化組織を動かしていく力学が明らかになる貴重な一夜です!
共催:ゲーテ・インスティトゥート京都
協力:欧州オペラキャリア形成支援プロジェクト
アルテスパブリッシング
【日時・会場】
日時:2026年8月6日(木)18:00~20:00 (17:30開場)
会場:ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 大ホール
【入場料】
お一人2,000円
【定員】
100名
【申込受付】 ※ 定員に達し次第、申込を締め切ります。予めご了承ください。
こちらのフォームよりお申し込みください。
みなさまのご参加をお待ちしております。
【出演者】
角田 祐子(かくた ゆうこ)
大阪音楽大学声楽学科卒業、京都市立芸術大学大学院在学中に交換留学生として渡独。ベルリン芸術大学声楽学科卒業と同時にハノーファー州立歌劇場専属ソリスト契約し、続いてシュトゥットガルト州立歌劇場と長きに渡り専属契約。ドイツより宮廷歌手の称号を得る。ベルリン・ドイツ・オペラ、ベルリン・コミッシェオーパー、フランクフルト歌劇場、チューリヒ歌劇場、ブエノスアイレスのコロン歌劇場、マンハイム国立歌劇場、ルツェルン音楽祭、エジンバラ音楽祭、エクサン゠プロヴァンス音楽祭、ルール・トリエンナーレ、ベルリン・フェスティバル、バイエルン放送交響楽団などに客演。バロックから現代音楽まで幅広い分野で活躍。現在はフリーランスとして演奏活動を展開させながら、後進の育成に力を注いでいる。
©Martin Sigmund
木村 善明(きむら よしあき)
東京藝術大学卒業、同大学院修了。博士号(音楽)取得。2007年渡独。ドイツ、フランス、ベルギーで研鑽を積み、ドイツ国家演奏家資格取得。2011年、ドイツで開催される若手オペラ歌手の登竜門バンベルク夏のフェスティバルにて『フィガロの結婚』タイトルロールに抜擢され欧州デビュー。2014年ドイツ国立マンハイム歌劇場でも同役を歌い高い評価を得る。2014年から2026年までドイツ・ビーレフェルト歌劇場専属ソリストとして活躍。『後宮からの逃走』オスミン、『セビリアの理髪師』バルトロ、『ラインの黄金』アルベリヒ、『パルジファル』クリングゾル、『ファウスト』メフィストフェレス等を演じる。欧州での舞台は600回以上。今年12月、新国立劇場に『フィガロの結婚』題名役で初登場予定。五島記念文化賞オペラ新人賞、三菱地所賞受賞。現在、武蔵野音楽大学非常勤講師。

青木 ゆり(あおき ゆり)
大阪府池田市出身。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を経て、同大学院修士課程を修了。在学中、大学の推薦を受け奨学生としてローマに短期留学。第18回コンセール・マロニエ21ピアノ部門第1位。2018年セイジオザワ松本フェスティバルOMFオペラ公式コレペティートル。Vivid Opera Tokyo創立メンバー。2019年に渡米し、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場若手アーティスト育成プログラム“Lindemann Young Artist Development Program”に初の日本人として在籍。在米中、Wolf Trap Operaのコーチングフェローを2期務める。2021年よりドイツに拠点を移し、シュトゥットガルト州立歌劇場オペラスタジオを経て、現在は同劇場専属コレペティートルを務める。また、シュトゥットガルト音楽演劇大学オペラ科にて後進の指導にもあたっている。
©Matthias Baus
石田 麻子(いしだ あさこ)
昭和音楽大学教授・学長補佐、オペラ研究所所長、舞台芸術政策研究所所長。文化政策研究の立場から、国内外の劇場運営や専門人材育成などの研究を進めている。『日本のオペラ年鑑』編纂委員長、文化審議会文化経済部会委員、同文化施設部会委員、神奈川県文化芸術振興審議会副会長、東京都歴史文化財団評議員、東京文化会館外部評価委員、東京芸術劇場運営委員、横浜みなとみらいホール指定管理者選定評価委員会委員長、日本芸術文化振興会プログラムディレクター(調査研究分野)などを務めている。単著に『市民オペラ』(集英社新書、2022)、『芸術文化助成の考え方──アーツカウンシルの戦略的投資』(美学出版、2021)、編著に『クラシック音楽家のためのセルフマネジメント・ハンドブック』(日本語版監修、アルテスパブリッシング、2020)ほか。東京藝術大学博士課程修了、博士(学術)。
