2016年度・初春講座(5回)

ベンヤミンと言語

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講師:長澤 麻子 (立命館大学准教授)
    エバーハルト・オルトラント
    (ビーレフェルト大学学際研究センター研究員・博士)

場所:公益財団法人日独文化研究所 セミナー室(京都ドイツ文化センター3階)
開講日程:3月2日から3月30日まで
定員:30名(先着順)
受講料: 一般 10,000円 大学院生・OD 5,000円 学生 5,000円 (全5回分)
Fax: 075-771-5242
E-mail: koza@nichidokubunka.or.jp
*受講ご希望の際は、上記メールアドレスまでご連絡いただくか、申込書をダウンロードしていただき、ファックスにてご送信ください
(申込受付期間:2月3日から2月28日まで)

 どの思想家にとっても、思考を表現する基盤、あるいは、思考そのものといってもよい言語との対峙は、避けて通れません。ヴァルター・ベンヤミンも、形而上学、認識論、芸術論、文芸批評など、彼の数々の思索を、独自の言語観のうえに構築しています。ベンヤミンの生涯の折々に現れる、言語に関するテクストを紐解き、ベンヤミンの思想に通底している、彼の「言語哲学」ともいうべき言語の諸概念とその展開を捉えていきたいと思います。
 本講座では、講師に立命館大学准教授、長澤麻子氏をお招きします。長澤氏は、ベンヤミンの思索のみならず、彼の思索の背景となった20世紀前半のドイツ思想にも深い造詣をお持ちでいらっしゃいます。
 また、第4講(3月23日)には、ビーレフェルト大学学際研究センター研究員、エバーハルト・オルトラント博士をお招きして、ベンヤミンとフランクフルト学派の思想について“特別講演”を行っていただきます。オルトラント氏は、ズーアカンプ社刊『アドルノ遺稿、第三巻、美学』Theodor W. Adorno, Ästhetik (1958/59)の編者で、アドルノ研究で目下ドイツの中堅研究者のトップと目される方です。
 多数の方々の受講をお待ち申し上げております。

第1講 3月2日(木)

18:00〜19:45  近代批判としての「魔術」的言語(長澤)

第2講 3月9日(木)

18:00〜19:30  認識批判におけるアレゴリーと言語(長澤)

第3講 3月16日(木)

18:00〜19:30  翻訳者と「根源」の言語(長澤)

第4講 3月23日(木)

オルトラント博士特別講演
18:00〜19:30  フランクフルト学派とベンヤミン(オルトラント)
            ※本研究所所長・大橋良介の要旨通訳あり。

第5講 3月30日(木)

18:00〜19:30  社会と言語、そして歴史認識の次元へ(長澤)